現在位置: ホーム / プレスリリース / 2016 / さくらインターネット、ビットスター、ミラクル・リナックスがオープンソースソフトウェア「Hatohol」の共同開発を開始

さくらインターネット、ビットスター、ミラクル・リナックスがオープンソースソフトウェア「Hatohol」の共同開発を開始

さくらインターネット、ビットスター、ミラクル・リナックス共同プレスリリース

報道関係者各位


2016年11月29日

さくらインターネット株式会社
ビットスター株式会社
ミラクル・リナックス株式会社

 

さくらインターネット、ビットスター、ミラクル・リナックスが
オープンソースソフトウェア「Hatohol」の共同開発を開始

~ 実運用向け運用統合ソフトを目指し、大規模システム、大量ドメインでのHatoholの検証を実施 ~

 

自社運営のデータセンターでインターネットインフラサービスを提供するさくらインターネット株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:田中 邦裕 以下、さくらインターネット)、インターネットサービス事業および各種サービスインテグレート事業を行うビットスター株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役CEO:前田 章博 以下、ビットスター)とオンプレミスやクラウド、組込みの領域にエンタープライズLinux OSを提供するミラクル・リナックス株式会社(本社:東京都新宿区新宿、代表取締役社長:伊東 達雄 以下、ミラクル・リナックス)は、クラウド事業者が利用できる実用性を備えた運用統合ソフトの開発を目指し、オープンソースソフトウェア(OSS)「Hatohol」の共同検証を開始することを発表します。

Hatoholは、ミラクル・リナックスが支援する開発コミュニティ「Project Hatohol」( https://github.com/project-hatohol/hatohol )で開発されているOSS運用統合ソフトです。システム監視やジョブ管理、インシデント管理、ログ管理など、さまざまな運用管理ツールのハブとして機能します。 Hatoholはシステム監視ツールの統合機能を持ち、複数の監視環境(Zabbix、Nagiosなど)と連携することで監視情報を集約して一元的に表示し、運用統合する機能を提供します。今後さまざまなクラウド基盤やその他のツールとの連携対応を進めることで、将来的に見込まれる監視規模・拠点の拡大やハイブリッドクラウド環境の監視などの要望に応え、エンタープライズ環境での利用に十分対応できる監視システムを提供します。

さくらインターネットは、サービスの多様化に伴い監視サーバーが増加しており、2016年7月に監視改善チームを発足して改善に向けた活動をしています。また、ビットスターは、お客様のサービスごとに監視サーバーとモニターを構築しているため、複数の画面で監視データを目視する必要があり、監視の効率化のニーズがありました。ミラクル・リナックスが支援するProject Hatoholでは、実運用で必要な機能の実装に当たって、実証・評価できる大規模で最新のクラウド環境を求めていました。そのような背景から、このたびの共同検証の開始に至りました。

共同検証では、2016年12月にリリース予定のHatohol最新版(16.12)を利用して大規模システムや大量ドメインなどのさまざまなテーマにおいて検証を実施します。さくらインターネットおよびビットスターで蓄積した実際のユーザーニーズなどをもとに、クラウド事業者が求める実用性として大規模システムや大量ドメインにおけるパフォーマンスを検証するほか、運用統合のあるべき姿について運用現場の意見を反映して提案していく予定です。

本共同検証による結果は、さくらインターネットが運営するITエンジニアの情報サイト「さくらのナレッジ」( http://knowledge.sakura.ad.jp/ )に掲載し、運用管理でのオープンソース利用を活性化し、企業ユーザが抱える運用管理の課題解決に貢献していきます。

さくらインターネット、ビットスター、ミラクル・リナックスの三社は、検証結果のフィードバックとユーザー視点でより有用な機能の追加開発を行い、クラウドベンダーが実運用で使えるOSS運用統合ソフトとして本共同検証の成果を実装したHatoholを2017年夏にリリースすることを目標にしています。また、三社でProject Hatoholの活動を支援していきます。

本共同検証での各社の役割は以下のとおりです。

<さくらインターネット>

  • 大規模システムでの大量のインフラ、サーバー、ネットワーク機器の運用監視検証
  • ユーザーインターフェースの検証とAPIの仕様検討
  • 大規模システムの運用監視における機能要望
  • さくらのナレッジを活用した技術情報の発信

 

<ビットスター>

  • 大量ドメインを保有するサイトでの運用監視検証
  • 複数サイト、複数サービスの監視統合の検証
  • 大量ドメインを持つサイトでの運用監視における機能要望

 

<ミラクル・リナックス>

  • 検証テストの結果による品質改善
  • クラウド事業者向けHatohol開発

 

■さくらインターネット株式会社について
国内の自社運営データセンターでレンタルサーバーや専用サーバー、VPS、クラウドなどのインターネットインフラサービスを提供しています。日本におけるインターネットの草創期である1996年の創業以来、インターネット環境の変化とともにユーザーのニーズに応じた多様なサービスを開発し、ビジネスを支援しています。

本 社:大阪府大阪市中央区南本町1丁目8番14号
設 立:1999年8月17日(サービス開始:1996年12月23日)
従業員:380名
資本金:8億9,530万円
URL:https://www.sakura.ad.jp/

■ビットスター株式会社について
システム開発からそれを操作するために提供されるデザイン、そして動作を支える24時間365日保守監視チームによるインフラが有機的に連動しサービスを提供しております。お客様企業の情報システム部として動けるように専任の担当チームを設置しお客様の担当者を増加させることなく、さらなるビジネスの向上を行えるようにこころがけております。

本 社:北海道札幌市中央区南1条西6丁目21番地1
設 立:2008年3月25日
従業員:46名
資本金:1,000万円
URL:https://bitstar.jp/

■ミラクル・リナックス株式会社について
ミラクル・リナックスは、「日本品質」の技術およびサポートにより、オンプレミス、クラウド、組込みのあらゆる領域で活用できるエンタープライズLinux OSを提供しています。通信事業や公共、金融事業など幅広いエンタープライズ領域での採用実績に加えて、Linuxのカーネル技術をさまざまな分野に応用し、カーナビゲーション、自動販売機、医療用端末、映像配信機器など用途別専用機器や、デジタルサイネージ用プレイヤーにも組込みLinux OSの実績を伸ばしています。
さらに、オープンソースベースの企業向け統合監視ツールやバックアップソフトウェアを開発しているほか、統合運用ソフトウェアを開発し、オープンソースとしてコミュニティに公開するなど、オープンソースの活性化に向けた取組みも積極的に行っています。

本 社:東京都新宿区新宿6丁目27番30号 新宿イーストサイドスクエア7階
設 立:2000年6月1日
従業員:70名
資本金:4億円
URL:https://www.miraclelinux.com/

 

□■本件に関する報道お問合せ■□

さくらインターネット株式会社
広報担当
 Tel:03-5332-7072 E-mail:press-ml@sakura.ad.jp

ビットスター株式会社
経営管理部 中村
 Tel:011-241-0064 E-mail:hr@bitstar.co.jp

ミラクル・リナックス株式会社

マーケティングコミュニケーション部 椎名・佐々木
Tel:03-6205-9530 E-mail:press@miraclelinux.com

 
* MIRACLE LINUXの名称およびロゴ、MIRACLE ZBXは、ミラクル・リナックス株式会社の登録商標です。
* Linux は、Linus Torvalds 氏の日本およびその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。