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ミラクル・リナックスが、OSS運用統合ソフト「Hatohol」を拡張開発し、他システムとの相互接続性向上を促進

報道関係者各位


2015年5月12日
ミラクル・リナックス株式会社

ミラクル・リナックスが、OSS運用統合ソフト「Hatohol」を拡張開発し、
他システムとの相互接続性向上を促進

~ インターフェースの開発により、複数のクラウド環境を統合的に集約・可視化し、
単一コンソールでの稼働状況監視を実現 ~

 

ミラクル・リナックス株式会社(本社:東京都港区芝、代表取締役社長:伊東 達雄 以下、ミラクル・リナックス)は、OSS運用統合ソフト「Hatohol(はとほる)」を機能拡張し、他システムとの相互接続性を向上させるインターフェースの開発を開始したことを発表します。

2013年6月にOSSとして公開された「Hatohol」は、OpenStackによるOSSクラウド環境の利用促進の実現に向け、さまざまな機能拡張が行われてきました。2014年12月にリリースのHatohol 14.12より、OpenStack環境との連携機能が実装されています。ミラクル・リナックスでは、クラウド利用の恩恵を最大限に引き出すには、 複数のクラウド環境を統合的に集約、可視化し、効率よく適切な運用管理を行っていく必要があるという考えのもと、2015年より「Hatohol」と他システムとの相互接続性を向上させるインターフェース「HAPI(Hatohol Arm Plugin Interface)」の開発に着手しました。

また、ミラクル・リナックスは、経済産業省情報処理振興課が公募した『平成27年度中小企業等省エネルギー型クラウド利用実証支援事業(クラウド基盤ソフトウェア導入実証)』における「物理環境と仮想環境の統合的な監視の実現 」のテーマに係る補助事業者として採択されました。Hatoholがクラウド運用の課題解決を行う有用なソリューションである評価と支援を受け、「HAPI」の開発による他環境との連携拡大を通じて、クラウド利用のさらなる普及・促進を目指します。

【Hatoholの機能と今後の拡張予定】

  1. 拡張インターフェース「HAPI」の整備および機能拡充
    クラウド環境としてはOpenStackだけでなく、CloudStackやVMware vSphereとvCloud Air、Microsoft Azure、Amazon AWS、IBM SoftLayerなどさまざまなものがあり、 多くのユーザは必要に応じて最適なクラウド環境を選択し、複数のクラウド環境を併用する「ハイブリッドクラウド」に関心を持っています。ミラクル・リナックスでは、さまざまなクラウド環境、運用管理ソフトと連携できる拡張インターフェース「HAPI」を整備していきます。

  2. ユーザインターフェースの刷新
    現在のHatoholは、Openstack、Zabbixとの連携を意識したユーザインターフェースとなっていますが、今後は複数クラウドの統合を意識した設計とする予定です。

  3. クラウド型トライアル利用環境の公開
    ユーザが実際のシステムイメージを理解しやすいように、クラウド上にHatoholおよびモデルとなる監視対象を設置し、実際に動作させて見ることができる環境を公開します。

  4. オープンソースコミュニティの活性化:他OSS製品およびコミュニティとの関係強化
    現在、クラウドをコントロールするさまざまな試みが、コミュニティや国家事業、企業研究所で行われています。他のOSSコミュニティで紹介されている製品・サービスとHatoholとの連携を視野に情報交換を重ね、双方が成長を行っていけるよう活動していく予定です。インターフェース機能「HAPI」は、開発状況、仕様など技術情報、利用方法、マニュアル、モデル使用ケースのリファレンスなどをドキュメント化して随時公開していく予定です。


※平成27年度中小企業等省エネルギー型クラウド利用実証支援事業(クラウド基盤ソフトウェア導入実証)に係る交付先の採択結果については以下サイトをご覧ください。
http://www.meti.go.jp/information/publicoffer/saitaku/s150415001.html


■Hatoholについて
Hatoholは、オープンソース統合監視ソフトウェア「Zabbix」および「Nagios」を利用した複数の監視サーバを一括監視する、表示専用のソフトウェア。ミラクル・リナックスの研究開発成果の一つとして開発され、OSSとしてコミュニティ『Project Hatohol』で運用されています。広く開発者・ユーザを募り、オープンな体制での開発を目指しています。

※「Hatohol」の詳細
http://www.miraclelinux.com/online-service/labs/lab08
※「Hatohol」ダウンロードサイト
https://github.com/project-hatohol/hatohol

■ミラクル・リナックス株式会社について
ミラクル・リナックスは、2000年6月にLinuxサーバビジネスを主軸として創業し、一貫して信頼性、安定性、品質を重視したLinuxサーバOSを提供し続けています。 近年では、従来のサーバビジネスに留まらず、企業向け統合監視ツールMIRACLE ZBXのビジネスを始め、オープンソース・アプリケーションの開発、サポートにも取り組んでいます。カーネル技術を生かして組込み事業にも本格参入し、カーナビゲーション、自動販売機、医療機器、映像配信機器など用途別専用機器向けのEmbedded MIRACLEを提供しています。また、デジタルサイネージ用途に特化したプレイヤー「MIRACLE VISUAL STATION」を開発し、2010年6月より販売しています。
今後オープンソースの利用がさまざまな用途に広がっていく中で、それらを下支えするプラットフォームベンダーとして、日本市場だけでなく世界市場に対してもビジネスを拡大していきます。




□■本件に関する報道お問合せ■□

ミラクル・リナックス株式会社

マーケティングコミュニケーション部 椎名・佐々木
Tel:03-6435-4564 E-mail:press@miraclelinux.com
http://www.miraclelinux.com/

 

* MIRACLE LINUXの名称およびロゴ、MIRACLE ZBXは、ミラクル・リナックス株式会社の登録商標です。
* Linux は、Linus Torvalds 氏の日本およびその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。