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パナソニック ヘルスケア株式会社様

ロングライフサポートサービスの提供とLinuxの技術力でミラクル・リナックス製品の採用を決定

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医療機関の診療報酬請求を行う医事コンピュータにAsianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6を採用

パナソニック ヘルスケアは医療機関の診療報酬請求(レセプト)を行う医事コンピュータ「Medicom-MC/Xシリーズ」の開発および提供をしており、国内ではトップシェアを誇ります。同製品では安定性や信頼性、および高度なカスタマイズを必要とするため、従来からOSにはLinuxを採用しています。
これまで採用していたOSからミラクル・リナックス最新OSであるAsianux Server 4 == MIRACLELINUX V6へ変更し、品質向上を狙いました。

2012年1月から提供開始となる同シリーズ最新製品「Medicom-MC/XN」では大画面を活かした入力画面、正確な請求に役立つ点検アシスト機能、データセンターでのバックアップなどが新たな特徴として備わっています。この新製品のプラットフォームとしてAsianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6が採用
されました。

採用の理由はOSが新しいハードウェアや従来から利用している日本語入力システムに対応する必要があり、また専用端末なので長期間のサポートを必要としていたことが挙げられます。さらに開発現場からは高度なハードウェアハンドリングを行うための技術的なサポートが求められており、ミラクル・リナックスの提供するサポートサービスレベルが評価されています。開発段階を終え、開発担当の方々から「開発工数が従来より少なくてすみました。
今後の開発も安心です」と喜びの声をいただきました。

 

ユーザーニーズ

  • 新しいハードウェアに対応したOS
  • OSのサポート期間の長さ
  • 特定の日本語入力システムへの対応
  • 高度かつ的確な技術的サポート

ユーザーセレクト

  • Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6

 

導入の背景

新しいハードウェアや日本語入力システムの対応


新製品のOS選定にあたり、新しいハードウェアに対応していることと、専用端末ゆえに長期間のサポートを要件としていました。
そこで中国で先行発売し、日本では当時「次世代版」となっていたAsianux Server 4 == MIRACLELINUX V6を先行採用し、開発を進めることにしました。
また同製品では医療用語に優れた日本語入力システムをカスタマイズで取り込むことが可能でした。

導入の経緯

開発段階における調査や問題解決、ミラクル・リナックスがサポート


同製品は専用端末なのでOSからハードウェアハンドリングも行います。開発ではカーネルの選定やビルドなど、高度なOSカスタマイズ技術を必要とします。
従来まではパナソニック ヘルスケアの開発者が独自に調査を行うなどしており、手間や時間がかかっていました。
今回ミラクル・リナックスがサポートすることにより、開発工数の削減につながりました。

導入効果

今後の開発・保守への安心感


今回、Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6を採用することでハードウェア対応とサポート期間は要求を満たし、要望の日本語入力システムへの対応も可能となりました。
結果的に開発工数が短縮できたことも導入効果として挙げられます。開発現場ではミラクル・リナックスのサポートがあることが今後の開発と保守に安心感を与えています。

USER's VOICE

新しいハードウェアへの対応や長期サポート提供が採用の決め手に
「ミラクル・リナックスなら7年サポートすると聞き安心しました」

 

 

近年、医療機関のIT化は当たり前のようになっています。そういった中、データ保全などの総合的な信頼性の高さが、医療機関というクリティカルな環境での使用に耐える条件となっています。

パナソニック ヘルスケア株式会社様(以下、パナソニック ヘルスケア様)では来院履歴の作成やレセプトのオンライン請求を行う医事コンピュータ「Medicom-MC/Xシリーズ」を提供しており、2012年1月から新製品「Medicom-MC/XN」を販売開始しました。

パナソニック ヘルスケア
株式会社
メディコム事業部
技術部 プラットフォーム課
課長 東芝 宏 氏

「当社の診療所用医事コンピュータは月次のレセプトをオンライン請求できて『手間いらず』、算定チェックも行うので請求業務を確実に遂行できます。またデータ保全には従来の外付けハードディスクへのバックアップだけではなく、データセンターへのバックアップもご提供しています。データの保全は震災以降、非常に関心が高まっています」(東芝氏)
以前からMedicom-MC/Xシリーズは端末の処理スピードやセキュリティ面を考慮し、OSはLinuxを採用しています。新製品では新しいハードウェアへの対応やサポート期間の長さが求められていましたので、ミラクル・リナックスの「Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6」を採用しました。

「診療所用医事コンピュータは専用端末で、長年利用する医院もあります。OSには5年以上サポートがほしいところ、ミラクル・リナックスなら7年サポートすると聞き安心しました。また旧製品で利用していた日本語入力システムも対応可能となり、助かりました」(東芝氏)

 

高度かつ充実したサポートが開発工数を削減
「ミラクル・リナックスの技術者と会話して、技術力が高く、信頼できると感じました」

パナソニック ヘルスケア
株式会社
メディコム事業部
技術部 プラットフォーム課
神澤 嘉範 氏

製品開発段階ではパナソニック ヘルスケア様の開発者がLinuxカーネルの選定、時にはビルドも行うなど高度な開発を行っています。現場の開発者が頼りにしたのはミラクル・リナックスの技術力でした。

「2010年夏ごろから新製品のOS選定を始めました。オープンソースのフォーラムでミラクル・リナックスの技術者と会話して、技術力が高く、コミュニティ活動も活発に行っているのを知り、信頼できると感じました。疑問点があれば海外に問い合わせすることなく、日本語で問い合わせができて、的を射た回答が得られるのが嬉しいです。ソフトウェアとハードウェアが関係する問題を切り分けるとき、ミラクル・リナックスはハードウェアベンダーと密に連携して回答してくれました。結果として開発工数は以前より削減できました」(神澤氏)

本製品が扱う医療情報は患者の生命およびプライバシーにかかわる最重要データです。そのため、パナソニック ヘルスケア様ではデータの安全性や信頼性には細心の注意を払っています。現場の医院や関係者からも新製品への期待の声が寄せられているそうです。今後の製品開発でもセキュリティ強化は重要な課題となっています。

「ミラクル・リナックス製品を採用することでOSの安定性・信頼性を確保できただけではなく、充実したサポート体制が得られて今後の開発や保守も安心です」(神澤氏)