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システム・アルファ株式会社様

宅配便の配送管理システム5000台を管理下に
負荷分散と監視体制をミラクル製品群で強化

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OSから運用監視までミラクル製品で

システム・アルファは IT事業とモバイル事業を中心に「人と人とのつながり」を重視し、顧客にプラスアルファのサービスを提供。ドコモショップの運営をしていることもありモバイルには強く、法人向けにモバイル端末を用いたシステムを多く提案しています。

最近構築した顧客のシステムでは、運送会社の運転手が持つ端末から移動経路が送信されるなど、重要度の高い荷物の現在位置を把握できるようになっています。管理下にある運送トラックは約5000台。運転手がログインする早朝の負荷分散のため、MIRACLE LoadBalancerを導入しました。また、すべてのサーバのOSをMIRACLE LINUX V5 HAとし、可用性を確保しました。サーバのハードウェアが限定され、コスト削減が求められるなか、ミラクル製品群を採用することで要件をクリアすることができました。バックアップはNetVault Backupを使ったOS上のファイルバックアップと、MondoRescueを使ったOSを含むシステム全体のバックアップと2通りのバックアップを行い万全です。運用監視にはZabbixを採用し「問題があるサーバアイコンは大きく表示され、視覚的に分かりやすい」と評判です。

システム・アルファ株式会社 東京支社
第4ソリューション部 部長 岡田 健吾 氏

ユーザーニーズ

  • アクセスが集中する早朝の負荷分散
  • 短納期、省コストのシステム構築
  • 顧客の現場で7台のサーバを監視

ユーザーセレクト

  • Zabbix/Zabbix Oracleテンプレート
  • MIRACLE LoadBalancer
  • Asianux Server 3 == MIRACLE LINUX V5 HA
  • NetVault Backup
  • Mondo Rescue

導入の背景

負荷分散と監視機能を万全にするためMIRACLE LINUX V5 HAをOSに
MIRACLE LoadBalancerとZabbixを採用


今回のシステムでは管理下の端末は約5000台、うち500台は荷物の性質上厳しい監視対象下にあります。早朝の負荷ピークにも耐えなくてはなりません。負荷に十分耐える構成にしたとしても、稼働後に万が一トラブルが起きたときには迅速に対応できるような態勢を整える必要があります。そこでOSにはAsianux Server 3 == MIRACLE LINUX V5 HA、負荷分散にはMIRACLE LoadBalancer、サーバ監視にZabbixを採用し、バックアップはNetVaultとMondo Rescueで2種類のバックアップを行っています。

導入の経緯

短納期で省コスト、ハードウェア限定ミラクル製品群なら要件を満たせる


サーバは富士通製、データベースはOracle Database 10gを使用することが決まっていました。短納期とコスト削減が命題となるなか、富士通製サーバとオラクル製品に対応する製品を探したところ、OSも含めてミラクル・リナックス製品の組み合わせなら適応可能であり費用面でも要件がクリアできました。また、システム・アルファは本社が前橋市にあるため、都内のお客様に対して緊急な保守作業を提供することを想定し、富士通のサーバ、ミラクル製品のサポートの両方ができるPFU株式会社に保守を委託し万全の体制を敷いています。

導入の効果

セキュリティ方針にてリモート監視不可MIRACLE LINUX V5 HAとZabbixなら現場のユーザーが操作できる


現場のセキュリティ方針により、リモートからサーバを監視することはできませんでした。オンサイトのサポート契約も外部に委託していますが、障害発生時は、MIRACLE LINUX V5 HAが自動的に復旧し、すぐに業務を再開できます。また、必要な項目を監視し、メールでシステム・アルファに通知するようにしています。万が一重大なトラブルが発生した時にもZabbixなら現場から情報を収集でき、一目でどこで障害が起きているか把握できます。MIRACLE LINUX V5 HAのWebManager機能によりブラウザからGUIで操作できるなど、高度なスキルがなくても必要な情報を収集することができます。

USER's VOICE

配送状況の管理システムにミラクル製品群を導入「負荷分散と監視機能を強化できて安心です」


近年宅配便は荷物の配送状況の追跡や、再配達時間を細かく指定できるなど、ますます便利になっています。その背後を支えるシステムは日々進化しています。
システム・アルファが顧客のために手がけた新しいシステムもその1つ。運送会社のトラックの位置をGPSで取得し、運送状況を管理するものです。トラックの運転手が持つハンドヘルド端末にはGPSや通信機能があり、現在位置や移動経路をサーバに報告しています。中でも時間経過に配慮しなくてはならない荷物には、サーバが常に現在位置を把握できるようになっています。

今回開発したシステムではサーバは約5000台もの情報を受け取ります。この中で運送状況を厳しく管理しなくてはならない荷物を積んでいるトラックは約500台あります。なお業務開始時に運転手がログインをするため、早朝にシステム負荷のピークを迎えます。早朝の負荷に対応するためにMIRACLE LoadBalancerを設置しました。

システムではほかにWebサーバー、データベースサーバー(Oracle Database 10g)、メールサーバ、監視サーバなど合計7台が稼働します。これらのサーバにはすべてMIRACLE LINUX V5 HAがインストールされています。また7台のサーバーの稼働状況はZabbixで監視しています。

システム・アルファの岡田氏は今回のシステムで「Oracle Databaseを採用し、加えて監視や負荷分散機能を強化したい」と考えていました。もちろん、費用を安く抑える必要もありました。「こうした要件に対応できる製品を探していたら、ミラクル・リナックスにたどり着きました。急な要請で難題にもかかわらず、素早く対応してくれて大変助かりました。費用も従来の1/5に圧縮できました」(岡田氏)

システムの監視にはZabbixを採用しました。監視項目はOracleテンプレートも活用しおよそ2000項目ほど設定し、今後の稼働状況を見ながら調整していく予定です。

「お客様にはネットワークマップを開いておいてくださいと伝えています。問題があるサーバはアイコンが大きく表示されるので、そこから問題検出と切り分けができます」(岡田氏)

本システムではセキュリティ方針によりリモートアクセスによる監視はできませんでした。緊急時には現場に駆けつけることができるサポート体制があるものの、普段はメールによる通知と現場のお客様との連絡で問題を切り分けることになります。なお近年ではランニングコストを下げるために保守を外部に委託せず、自社内でまかなおうとする傾向もあります。こうしたなかZabbixなら視覚的に稼働状況を表示するので、高いスキルを持たないエンジニアや現場のお客様でも初期の状況確認が可能です。

システム構成図