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株式会社ナカヨ様

高齢者住宅向けシステム「メイクスマートケア」の管理サーバに
「Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6」を導入

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価格やサポート面で満足のいくシステムに

1944年の創業時から、ビジネスホンシステムを中心に、IPネットワーク製品やシングルラインテレホン、電送装置など、情報通信機器の開発および製造、販売を手がけてきたナカヨ。同社は2014年8月、「株式会社ナカヨ通信機」から現在の「株式会社ナカヨ」へと社名を変更しました。これまで手がけていた通信機器のみならず、総合機器を取り扱うメーカーに生まれ変わるという同社の方向性が社名変更の背景にあります。

そのナカヨが2014年7月に販売を開始した高齢者住宅向けシステム「メイクスマートケア」に、「Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6」が採用されました。メイクスマートケアは、Android OSがベースとなった電話機兼用タッチパネル式居室端末「GRANYC」と、Linuxベースの管理システムサーバとを組み合わせ、お知らせ機能や健康管理機能などさまざまな付加価値を提供するシステムです。管理システムサーバにLinuxを採用することは決まっていましたが、最終的にAsianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6を選択したのは価格面やサポート面を考慮した上でのことでした。採用後は開発も順調に進み、無事メイクスマートケアの発売に至ることができました。

株式会社 ナカヨ様

ユーザーニーズ

    • 安定性があり、アプリケーション開発のしやすいLinux
    • 国内サポートと充実した技術支援

      ユーザーセレクト

      • Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6
      • MIRACLE System Savior

      導入の背景

      ミラクル・リナックスのサーバOSで安価なシステムを実現
      国内サポートも充実


      メイクスマートケアの開発にあたり、ナカヨでは無償のFedora Linuxを活用してプロトタイプの開発を進めていました。安定性とアプリケーションの開発のしやすさから、本番環境でもLinuxを採用しようと検討しましたが、商用Linuxの選択肢は価格面においてもサポート面においても満足できる製品が見つかりません。そんな時にAsianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6の存在を知り、当初検討していた商用Linux製品より大幅にコストダウンが可能であること、また国内サポートが受けられることから、採用を即決しました。

      選定の理由

      Fedora Linux互換で本番への移行もスムーズ
      サポートや技術者支援も充実


      Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6は、非常に安価な商用Linuxであることはもちろん、Red Hat Enterprise Linux準拠のため、Fedora Linuxと互換性があることも導入のポイントになりました。すでにFedora Linuxでプロトタイプを開発していたナカヨにとって、スムーズな本番環境への移行は重要なポイントです。また、ミラクル・リナックスでは国内でサポートを提供していること、さらには技術者に対する支援が充実していたことも、導入を決断するきっかけとなりました。

      導入の効果

      採用後の開発は順調
      バックアップシステムも標準で提供


      Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6採用後の開発は順調に進みました。Linuxの特定バージョンで発生する一般的な事象で悩んだことはあったものの、Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6自体が原因での不具合はなく、無事メイクスマートケアの発売に至りました。Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6の導入と同時に、同OSと相性の良いバックアップ/リカバリソリューション「MIRACLE System Savior」も採用。システム全体を容易にバックアップでき、リストアにも手間がかからない手軽さと確実性を評価し、メイクスマートケアの標準機能として提供しています。

      USER's VOICE

      納得のいく価格と国内サポートが魅力だったAsianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6

      ナカヨの高齢者住宅向けシステム「メイクスマートケア」は、同社の電話機兼用タッチパネル式居室端末「GRANYC」により見守り機能や生活支援機能を提供し、管理システムサーバでデータ集計ができるシステムです。GRANYCは、各居室から通常の外線電話として利用できるほか、フロントへの内線通話やスタッフへの緊急電話としても利用できます。また、タッチパネル上では各種お知らせや問診による健康管理機能、食事の予約機能、お買い物機能なども提供します。
      一方、管理システムは、端末に表示するデータの入力データベースとしての役割を果たすほか、居室からの電話発信履歴やスタッフとの通話時間、その内容に対するスタッフの対応など、さまざまなデータを記録・集計・解析します。1台のシステムに対し、GRANYCが100台まで接続可能です。

      この管理システム用OSとして採用されたのが、「Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6」です。採用までの経緯について、ナカヨ 開発推進本部 ソフトウェア部 担当課長代理の金川修氏は、「サーバOSは、安定性とアプリケーションの開発のしやすさからLinuxを採用しようと決めていました。しかし、予算面やサポート面で要望に合うものが見つからなかったのです。Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6の存在を知ったのはそんな時でした」と話します。

      「Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6は、それまで検討していた商用Linuxよりも大幅に安価で、満足のいく価格帯であるのみならず、サポートも国内で受けられる点が魅力でした。また、すでにわれわれはプロトタイプをFedora Linuxベースで開発していたのですが、Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6はRed Hat Enterprise Linux準拠でFedora Linuxと互換性があるため、本番環境への移行がスムーズにできると考えました」と金川氏。Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6の詳細を聞いて、採用をほぼ即決されました。
      金川氏の想定通り、採用後の開発はスムーズに進みました。Linuxの特定バージョンで発生するLinux特有の不具合に対処する必要はあったものの、「開発時に他に困ったことは何もありませんでした」と金川氏は述べています。こうしてメイクスマートケアは、2014年7月に発売開始されました。

      バックアップシステムは標準で提供、さらに機能拡張も

      株式会社 ナカヨ様
      開発推進部
      ソフトウェア部
      担当課長代理
      金川 修 氏

      ナカヨでは、メイクスマートケアにてミラクル・リナックスのバックアップ/リカバリソリューション「MIRACLE System Savior」も採用しています。「Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6とはすでに検証済みであることや、システム全体を容易にバックアップしてリストアできる点が魅力でした」と金川氏。現在メイクスマートケアでは、標準でMIRACLE System Saviorを利用したバックアップシステムが装備されています。

      今後のメイクスマートケアについて金川氏は、「まだサーバのアプリケーションを改善する必要はあると思っています。現在提供している機能だけではユーザーのニーズに応え切れていませんし、要望を聞いた上でさまざまな機能を追加していきたいですね」と語ります。

      例えば、GRANYCはBluetooth接続も可能なため、体重計などBluetoothとつながる健康管理機器と通信し、そのデータをサーバで管理することも可能になります。「高齢者のニーズに合った新たなサービスを考え、それをメイクスマートケアのシステム上でうまく管理できればと考えています」と金川氏は話します。

      金川氏は、ミラクル・リナックスのLinux技術者に対する支援にも期待を寄せています。「ミラクル・リナックスでは、Linux技術者の教育にも力を入れているので、その点でも頼りにしています。Linux技術者はまだ社内でも少なく、その育成も大変ですから」と金川氏。Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6の採用を機に、今後も両社の関係は深まりそうです。

       

       

      取材協力:株式会社ナカヨ(本社:群馬県前橋市)    URL  http://www.nyc.co.jp/