現在位置: ホーム / 導入事例紹介 / サーバーLinuxソリューション / エイチ・シー・ネットワークス株式会社(旧日立電線ネットワークス)様

エイチ・シー・ネットワークス株式会社(旧日立電線ネットワークス)様

Adapterシリーズの開発のスピードアップと信頼性向上のため、
ソフトウェア基盤として高可用性を実現するHAクラスタソリューションを導入

PDF版

多様な顧客環境に対応する製品の開発リードタイム短縮と運用管理の軽減を実現

エイチ・シー・ネットワークス株式会社(旧日立電線ネットワークス)様は、ネットワークシステムの設計、構築、保守、運用にわたるすべてのサービスにおいて、'Secure', 'Speedy', 'Satisfactory' をモットーに 、お客様にトータルネットワークソリューションを提供しています。同社が提供するアプライアンス製品「Adapter シリーズ」は、「検疫」「認証」「ログ管理」「シングルサインオン」を容易に実現するネットワークセキュリティのオールインワン・ソリューションです。


Adapter シリーズは、ハードウェアやOS のバージョン選定などを悩まずに導入できるように、アプライアンス製品として提供されています。また、導入後の運用を軽減するために、バックアップを日々自動で取得する仕組みも提供しています。もし、ハードウェアが故障した場合でも、新しいハードウェアにバックアップデータを読み込ませれば、すぐに復旧できる仕組みです。これらの特徴が評価され、同製品は、容易に導入でき、運用の負担が少なく、信頼性の高いアプライアンス製品として、発売以来、企業・文教・医療機関など業種を問わず多くのユーザーに導入されています。このAdapter シリーズのソフトウェア基盤として、高可用性を実現するミラクル・リナックスのHA クラスタソリューション「MIRACLE CLUSTERPRO X」が採用されています。

エイチ・シー・ネットワークス株式会社様

ユーザーニーズ

    • 多様なネットワーク環境に対応
    • 安全で信頼性のある管理環境の構築

      ユーザーセレクト

      • MIRACLE CLUSTERPRO X

       

       

      MIRACLE CLUSTERPRO Xは日本を含むアジア・パシフィックNo.1※のHAクラスタソフトウェア NEC CLUSTERPRO XとMIRACLE LINUXの最新バージョンを組み合わせたパッケージ製品です。
      ※出典:2012年12月 IDC White Paper sponsored by NEC, Doc #202656_JP

        導入の背景

        顧客環境の多様化を背景に
        より安全で信頼性の高い管理環境へのニーズ


        スマートフォンをはじめとした新しい端末が、Adapter シリーズを利用中の企業や大学のネットワークに持ち込まれ、その種類は年々増えています。また、Windows 以外にもLinux やMac OS など多くのOS が使用されているのが一般的です。多様なネットワーク環境に対して、安全で、かつ信頼性ある管理環境をタイムリーに提供する要望が高まり、Adapter シリーズでは、開発のスピードを上げつつ、従来から評価されている導入の容易さ、高い信頼性の提供を同時に実現する必要がありました。

        導入の経緯

        サービスを止めずにシステムの高可用性を上げることで
        従来の課題を解決


        すでに出荷しているアプライアンス製品でOSを切り替えるのは慎重に行う必要があります。複数のハードウェアとの検証からアプリケーションに悪影響がないことまで、確実に検証しなくてはなりません。ハードウェアの検証はサポートとしてミラクル・リナックス側で実施したため、エイチ・シー・ネットワークス側は アプリケーションの検証に注力することができました。Asianux Server 3は以前使っていたLinuxと同じRed Hat系Linuxということもあり、移行はスムーズに行えました。

        導入効果

        導入・障害時の運用負荷を削減し、運用・操作の手間を軽減
        自社の製品開発に集中が可能に


        マルチデバイス対応の上、検疫チェックのスピードも速くでき、導入いただいたお客様からは、以前に比べて、「運用が楽になった」、「操作が楽になった」という声が寄せられています。
        また、国内で提供するサポート体制も安心でき、 OS の開発から供給を行っている上、ハードウェアの知識にも長けているため、Adapter 製品の開発のスピードアップと、自社開発の機能強化へ集中が可能になりました。

        USER's VOICE

        MIRACLE CLUSTERPRO X 採用で、製品開発のスピードアップと、自社機能開発への集中を可能に

        システムエンジニアリング本部
        第二エンジニアリング部
        システム開発グループ
        マネージャー 佐藤 晃一 氏

        システムエンジニアリング本部
        第二エンジニアリング部
        システム開発グループ
        チームリーダー 田中 章広 氏

        システムエンジニアリング本部
        第二エンジニアリング部
        システム開発グループ
        サブチームリーダー
        益子 秀隆 氏

        システムエンジニアリング本部
        第二エンジニアリング部
        システム開発グループ
        江藤 馨 氏

        エイチ・シー・ネットワークスとミラクル・リナックスとの関係は、Adapter シリーズでのAsianux Server の採用に遡ります。Asianux Server を導入するまでは、同社では、コミュニティベースのLinux OS を採用していましたが、製品の信頼性を保つために、技術的な問い合わせサポートが必要だと考え、同社の他のプロジェクトでも採用され、評価・実績の高かったAsianux Server に移行しました。

        「誰でも、どんな端末でも企業や大学の内部ネットワークに接続できて、使用できるというのではなく、正しい使用者が正しい端末で接続できて使用できる。そのためにログを取得したり、認証を行ったりする。そのような機能を提供するアプライアンス製品が、Adapter シリーズです。」と同社でマーケティングを担当する吉野氏は語ります。スマートデバイスなどの多様な環境をサポートする市場の要求にあわせて、Adapter シリーズの開発スピードをアップするためには、差別化となる自社機能開発へ集中し、同時に、操作性・運用管理性・信頼性向上を実現する必要がありました。「 Adapterシリーズでは、開発のスピードを上げつつ、従来から評価いただいている導入の容易さ、高い信頼性の提供を同時に実現する必要がありました。」( 佐藤氏)。そこで自社で開発した高可用性のシステムが見直されました。

        「サーバー障害が発生した後、故障したサーバーを交換するには、お客様のサービスを止める必要があり、使い勝手の向上も課題になっていました。」( 田中氏)。そこで、同社が相談したのがミラクル・リナックスでした。

        システムエンジニアリング部
        第二エンジニアリング部
        第一グループ チームリーダー
        吉野 修司 氏

        今回、ミラクル・リナックスは、MIRACLE CLUSTERPRO X を提案しました。エンタープライズ向けLinux として実績のある「Asianux Server(MIRACLE LINUX)」と、1996 年の発売以降、国内 Linux HAクラスタ市場をリードし続け、多数のシステムが現在稼動中のNEC 社製「CLUSTERPRO X」がパッケージされているHA クラスタソリューション・パッケージ製品です。

        「ミラクル・リナックスの強みは、OS をきちんと開発・供給し、国内でサポートしていることです。そして、ハードウェアの知識にも長けていることも安心できる要因です。そのような同社の提案により、製品開発のスピードを上げ、自社で開発している機能強化に集中することができると考えました。さらに、今回のプロジェクトでは、製品だけでなく、専任で担当するエンジニアを付けて、アプライアンスとの検証を支援していただけたのが採用のポイントでした。」と佐藤氏が語ります。

        開発時の支援体制から、長期にわたっての信頼関係を築けると実感

        その開発時の支援体制については、「Adapter シリーズ開発中に、不具合を見つけたときや、動作の挙動が期待したものでなかった場合でも、すばやくミラクル・リナックスにソースコードレベルで対応していただき、それらを標準機能として組み入れることを検討いただけました。このようなことから、長期にわたっての信頼関係を築けると感じました。」( 江藤氏) と高く評価しています。

        このように開発された新しいAdapter シリーズは、企業や文教・医療機関などで多くのお客様に導入されています。「導入いただいたお客様からは、以前に比べて、運用が楽になった、操作が楽になったという声をいただいています。」( 益子氏)

        最後に、今後の同社の展開について佐藤氏が語ってくれました。「Adapter シリーズを販売しているパートナーに対して、さらに支援を強化し、販売を拡大したいと考えています。また、現在のサポートユーザー数も、1 万人から、10 万人規模の大規模な環境にも対応したいと考えています。このときには、さらなるシステムの信頼性が求められます。そのために、ミラクル・リナックスには、アプライアンスとソフトウェアの検証をさらに充実させ、Adapter シリーズの開発をぜひ支援してほしい。大きく期待しています。」

        ※掲載内容は取材当時の情報のため、社名・所属などについて変更がございます。