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株式会社MDI様導入事例 - 選定編

複数拠点のサーバ・ネットワーク機器、デバイスの統合監視に「MIRACLE ZBX8300」を採用
限られた人員でも障害を見逃さない運用監視体制の構築

障害にすぐ気づくことができるHatoholの見やすい管理画面を高く評価

不動産会社「株式会社MDI」様の自社システムの運用監視ソリューションとして、運用統合ソフトウェア「Hatohol」を含む統合監視サーバ「MIRACLE ZBX8300」が選定されました。

2017年2月頃の導入予定に向けて、運用まで大きく3つの段階(選定・導入・運用編)に分けて、それぞれのフェーズでの当社製品に対するお客様の生の声を連載でご紹介してゆきます。

選定編では、自社のサービスのシステムにおいて、実際どのような課題や背景で当社製品を選定いただいたか、また当社技術のご利用により、どのようなサービス向上を行っていくご予定か、などを伺いました。

ユーザーニーズ

  • 限られた人員でも障害を見逃さない運用監視体制の構築

ユーザーセレクト

  • MIRACLE ZBX8300

 

USER's VOICE

 MDI様の事業内容について教えてください。

当社は、アパート・マンションなどの賃貸経営による資産活用の提案、建築請負から建物の運営・管理までの一貫したコンサルティング事業を行っている不動産会社です。2016年で創業8年目を迎え、関東圏内に13拠点を展開しています。

一人暮らしを始める女性にも人気の自社開発ブランド物件をはじめ徹底した独自の管理システムにより高い入居率を実現。当社は、お客様(オーナー様、入居者様)の大きな満足を目指してニーズに一つ一つ応えて、ビジネスを継続的に成長させています。

MDI様のシステムにおいて、MIRACLE ZBX8300をどのように活用される予定か、その構成をお聞かせください。



社内で運用している各支店のネットワーク機器および各種サーバ・OA機器を監視を予定しています。

これまで、ネットワーク機器と一部サーバについて、一定間隔での疎通確認などの最低限のモニタリングを行ってきました。ただ、限られた情報から障害の深刻度や影響範囲を判断するには対応にあたる人員のスキルと経験が求められ、障害の発生経緯、原因特定を行うには収集している情報が不足しておりました。そこで、人員のスキルに関わらず最低限の検知および障害箇所等の初動対応に必要な情報を指示を受けての対処が出来る監視環境ツールを比較検討した結果、MIRACLE ZBX8300の導入を決めました。

また、別の検討事項として、これまで本社にサーバ機器を集中させて、13拠点ある各支店に置いたネットワーク機器を始め全システムの運用管理をしてきましたが、本社ビルの法定点検のため全社一斉にシステムが使用できない期間があり、ファイルサーバやネットワークサーバが停止せざるをえないという課題がありました。

そこで、情報システムインフラをより安定的に管理運用できる環境で、統合的な監視環境を構築するため、本社のサーバ機器を(2016年6月より)都内のデータセンターに移行することになりました。MIRACLE ZBX8300については、システム移行後に導入することを決め、現在準備を進めている状況です。

監視ソリューションの選定において、どのような点を重視されたのでしょうか。

重視したポイントとしては視認性、構築・改修難易度、情報の網羅性の3点です。まず、システムを構築する技術者でなく、実際に監視画面を見る担当者にとって、障害がすぐ分かりやすく見やすい画面であることを重視していました。

私たちは、ただ障害が起きてアラートが送られるだけでは不十分と思っています。その障害が「重要だ!」とパッと見て分かりやすい画面を必要としていました。

また、インフラを安定的に稼働できるよう、可用性と安定性の向上を追求している中で、監視システム自体も止まらないで継続できることも重視していました。ビルの法定点検のためのシステム停止時間を回避したいニーズから、システムをより安定的に運用できるデータセンターへ移行することになりましたが、このプロジェクトの中で、監視についても安定してしっかりできるものが必須でした。

運用監視において、どんな課題やニーズをお持ちでしたか?

これまで、システムの運用監視に関わる人員が少人数に限られていて、システムを構築した担当者が運用も担当していました。仮に障害発生のアラートが上がった時に、他の社員には障害であることが分からないこともあり、エンジニアでなくても運用監視ができることを望んでいました。

例えて言うと、キャビンアテンダントは通常お客様のサービスをしているけれど、緊急時には保守要員になる。そのイメージで、社内でも何かアラートが上がった際に、関係者が保守要員として動ける、エマージェンシーが出ていることに気づくことができて、より迅速な対応が可能になるように、全員が運用監視の保守要員として動ける万全の体制にしたいと考えていました。

課題解決にあたって、MIRACLE ZBX8300のご検討に至った経緯についてお聞かせください。

オープンソースカンファレンスのイベントで初めて見た時に、UIの見やすさが良いなと思ったのがきっかけです。視認性が高くて分かりやすい点と、フィルタリング機能や並び替えができることも大きかったですね。

実は、監視システム導入を検討した際に、他にも機能面で優れた製品がありました。ただ、情報が散在していて見づらかったため、ある程度の経験や構築の知識がないと必要としている情報の場所や項目の意味を理解しづらい点がネックとなり、断念した経緯がありました。

MIRACLE ZBX8300は、項目が入り組んでいることもなく見やすいので、人員のスキルに関わらず運用監視ができる、というニーズに見合っていました。

MIRACLE ZBX8300の優位点や、採用を決定した理由を教えてください。

まず、HatoholのUIが見やすいのが良かったです。また、サーバとZabbixが一体での提供となっている点と、オープンソースですが保守についても筐体含めて5年間サポートがついているので安心でした。

ミラクル・リナックスのカスタマイズでデザインが改良されたUIは、どこかで異常・障害が発生していれば、一目で判る作りとなっていました。構築・改修において課題となる各機器ごとの設定と追加についてもテンプレートが提供されているため、ネットワーク機器もサーバも含めて、さまざまな情報の一元的な監視環境構築を行えるというのも運用面でメリットになりました。

(HatoholのUI)*画像をクリックすると拡大図を表示します

筐体を含めて5年間のサポートまでオールインワンなので、見積もりや予算組みの煩わしさがないのも評価できました。他社製品ではサポートメニューがコスト的に見合わなかったのですが、MIRACLE ZBX8300は、コストと機能面の折り合いが十分である上、使いやすそうな印象でした。MIRACLE ZBXは大規模システムでも実績があると思いますが、当社の中規模システムでも申し分なく、サーバの監視、ネットワーク機器、他のデバイスの監視などをまとめたいという希望に見合っていたことも決め手になりました。

当社からどのような支援が得られましたか?またどのような点が良かったでしょうか?

ミラクル・リナックスは、ITソリューションの提案をいろいろしてくれて、当社が求めているものに対して一緒に協力して応えてくれる体制でした。当社のビジネスは、賃貸住宅経営をご提案しているオーナー様とは30年間と永きに渡るお付き合いとなります。ITのシステムにおいても、買って終わりのものではなく、短くとも3年程度は運用期間がありますので、それを見越して、導入のタイミングでこうすればできる、などの松竹梅の提案を用意していただいた点は好印象でした。色々なお願いにも応えていただき技術担当者と営業担当者が足繁く通って導入できる土壌を整えてくれたことに感謝しています。

技術面では、ミラクル・リナックスがHatoholのコミュニティを立ち上げていることもあり、機能要望を伝えることができたり、Hatoholの技術的な裏打ちがあることと、代理店が入って取り継ぐのではなく、技術力のある開発会社と直接やり取りできることも安心できました。

今後の当社への期待または要望をお聞かせください。

Hatoholの機能としては、コメントのあるイベントをフィルタリングできると便利だと思っています。

今年は関西進出を果たし、節目の創業10年目に向けて今後もスピードを緩めることなくビジネスは拡大してゆく予定です。MIRACLE ZBXアプライアンスは、ビジネスの成長とともに拠点数・監視対象の増加にも柔軟に対応ができて末長く使っていけるものだと思っています。

今の当社の規模にあっていることはもちろんですが、大手他社さんの大規模システムなどにも採用されて、今後もさらにビルドアップされたものを提供いただける期待をしています。

今回をきっかけに、監視ソリューション以外でも技術的な相談やLinuxサポートなどの協力や支援をしてもらえると当社のIT戦略においての幅が拡がると考えています。