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株式会社インテージ様導入事例

1000台のサーバ監視にMIRACLE ZBX8000aを導入
オープンソースの活用でコスト削減と業務の信頼性・可用性の向上を実現

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「低コスト、標準化、大規模運用」監視ツールに求めるすべてが凝縮されたアプライアンス

1960 年創業のインテージは、マーケティングリサーチ事業を中心に、システムソリューション事業、ヘルスケアおよび医薬品開発支援など、幅広くビジネスを展開しています。特にマーケティングリサーチにおいては早くからPOS化に対応し、業界シェアは国内1 位、グローバルでも8 位という高い競争力を有しています。

インテージの広範な事業をバックエンドで支える同社の業務システムは、物理・仮想を含めて1000 台以上のサーバを抱えています。これらのサーバやネットワーク機器が正常に稼働しているかどうかを監視するために、ミラクル・リナックスの統合監視アプライアンスサーバ「MIRACLE ZBX8000a」を採用、ログ監視やリソース監視、死活監視などに活用しています。オープンソースによるシステム構築がエンタープライズIT のトレンドになりつつある現在、インテージもまたZabbix などオープンソースを主体としたグローバルスタンダードな業務システム環境を整えながら、その著しいコスト削減効果をもって経営に資することを目指しています。

インテージ様
http://www.intage.co.jp/

ユーザーニーズ

  • 1000台以上のサーバーを統合的に監視
  • サーバーやネットワーク機器を包括的に監視
  • 短期間で導入
  • オープソースソリューションで長期サポート

ユーザーセレクト

  • MIRACLE ZBX8000a

 

導入の背景

オープンソース活用の決断とプロプライエタリ製品からのコスト削減のニーズ


いまや確実に業務システムの主流はLinux やApache などのオープンソースが占めています。2 年ほど前からインテージの社内でも、コスト削減効果が高くグローバルスタンダードであるオープンソースをもっと積極的に活用すべきという声が上がり始めました。それまでは商用の監視ツールを利用していましたが、ライセンスや保守費といったコストの問題に加え、標準的なシステムを構築するという面でもプロプライエタリ製品ではやはり難がありました。

導入の経緯

サーバ構築から冗長化まで運用管理の負荷を軽減し大規模監視を実現できるアプライアンスを採用


数あるオープンソースの監視システムの中からインテージが選んだのはZabbix。同社の物理・仮想を含めた1000 台以上のサーバ監視を実現できるツールはZabbix だけでした。一方で、自社でサーバを構築し、冗長化の構築、Zabbixの導入と同規模のサーバの監視設定などを行う構築作業と、その後の運用管理を全て自分たちで行うのは相当な負荷がかかることも判明しました。そこで目に留まったのがZabbix を搭載したアプライアンスサーバ、中でも最上位機種であるMIRACLE ZBX8000a です。インテージが監視ツールに求めるすべてがこの1 台に凝縮されていました。

導入の効果

冗長化やバックアップが容易で長期サポート提供も安心今後のコスト削減効果に期待


MIRACLE ZBX8000a をクラスタ構成で導入後は1000 台以上のサーバも容易に監視可能となりました。監視対象のサーバから異常を検知すると、メールで通知されます。またMIRACLE CLUSTERPRO X でクラスタ化されており、監視サービス自体の障害検知も可能です。冗長化やバックアップも容易で、データベース(MySQL) も使いやすくカスタマイズされており、加えて5 年間の基本サポートが提供されるなど、アプライアンスサーバの良さを十分に実感しています。継続利用による具体的なコスト削減効果も期待しています。

USER's VOICE

時代に合った業務システムを構築すること、それがIT が経営に貢献できる第一歩

テクノロジー本部
IT基盤ユニット
情報システム部
インフラ管理第1グループ
属 和広 氏

テクノロジー本部
IT基盤ユニット
情報システム部
インフラ管理第1グループ
佐藤 哲也 氏

オープンソースを選ぶのは今や当然のこと

「現在のグローバルスタンダードはオープンソース。業務システムはその時代の標準に可能な限り合わせたほうがいい。理念としてオープンソースを積極的に使っていくという下地はZabbix を検討する前からありました」と語るのはインテージ テクノロジー本部 IT 基盤ユニット 情報システム部 インフラ管理第1グループ 属( さっか) 氏。プロプライエタリ製品を部署ごとにサイロのように乱立させた時代はもう昔のこと。いまは全社で統一された標準的なシステム環境を保つ重要性がビジネスの面からも強調されています。そのためにもオープンソースによるシステム構築は大きな意味をもつのです。

またオープンソース導入のメリットとして最もよく語られるのはその大幅なコスト削減効果です。「コスト削減の効果は導入してからある程度の期間が経過しないと分からない部分が大きいですが、確実にこれまでとはコスト感が異なると思います」と属氏は期待を寄せています。

低コスト、標準化、大規模運用 - 監視ツールに求めるすべてがこの1台に

インテージは監視システムのオープンソース化を検討してから約1 年をかけてZabbix を選び、さらにMIRACLE ZBX8000a を選びました。「オープンソースの監視ツールはHinemos やNagios などZabbix 以外にもたくさん存在します。しかしサーバ1000 台以上に対応し、なおかつ機能が充実しているものとなるとZabbix 以外に選択の余地はありませんでした」と属氏。実際に自社内でZabbix サーバを構築して検証を行ったインテージテクノロジー本部IT 基盤ユニット情報システム部 インフラ管理第1グループ 佐藤氏は「サーバやネットワーク機器を監視し、異常を検知するという機能だけをとってみればZabbix もその他のソフトもそれほど違いがあるわけではありません。しかしMIRACLE ZBX8000a には自己監視機能があり、エージェントもさまざまなデバイスに対応可能で、エージェントレスでも使うことができる。また当社のように実際に1000 台以上のサーバ監視に使うとなると、Zabbix 単体を自社で運用するという行為はかなりハードルが高いと言わざるを得ません。そのハードルの高さをMIRACLE ZBX8000a が解決してくれました。ミラクル・リナックスによるZabbix やMySQL に対する各種チューニングも非常に使いやすいと感じています」とZabbix およびMIRACLE ZBX8000a の良さを強調しています。

導入までの期間は約3 カ月。既存システムから徐々に切り替えることにより、非常にスムースな導入が実現しました。その後のサポートについても「迅速に対応してもらっています。こちらから質問のメールを出すと半日以内で回答が返ってくることがほとんど」( 佐藤氏) と高く評価しています。5 年間のサポートが提供されるため、オープンソースソリューションに対して抱きがちなサポートの不安も払拭されている点も特徴です。

コスト低減、標準化、そして大規模運用 - インテージがオープンソースに求める要素を詰め込んだMIRACLE ZBX8000a に対し「概ね満足しています」( 属氏、佐藤氏) と言われていますが、やはり課題もあるとのこと。「運用管理面をもう少し向上させてほしいですね。現時点では、担当者にアラートを通知する際、IBM Tivoli と連携することで乗り切っていますが、ここが単体でできるようになるとありがたい。後は標準的に使えるテンプレートがもう少し欲しいところですね」と現場の声を伝えてくれた佐藤氏。これらは今後、Zabbix 2.0 によって大幅に改善される予定となっています。

ITが経営に貢献するためには正しいステップで時代に適したIT インフラの構築が必要

導入から間もないのですが、「使い続けるにしたがって業務の信頼性と可用性が上がっていくと確信しています。バックエンドの信頼性が高まれば、それは必ず事業への貢献につながっていく。またコスト面に関しても、こうしたオープンソース製品の導入によるコスト削減がどんなビジネスチャンスを生み出すことにつながるかを考えるべき。何でもかんでもオープンソースではなく、正しいステップを踏んで、時代に適したITインフラを構築していく。それがITが経営に資する第一歩なのではないでしょうか」と属氏。競争が激化する市場においてインテージが競争優位を保っていくために、MIRACLE ZBX8000aは今日もそのバックエンドを支える一部として稼働し続けます。

 

システム構成イメージ