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株式会社アット東京様導入事例

クラウド型監視プラットフォームサービス「@Ractiv」にMIRACLE ZBX Virtual Applianceを採用
ミッションクリティカルなデータセンター環境にさらなる付加価値を提供

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新サービスの構築にあたり、低コストながら技術面でも安心できる仮想アプライアンスを選択

ビジネスに不可欠なITシステムを安全に運用できるデータセンターは、企業における情報インフラの重要な構成要素となっています。現在、セコムグループのデータセンター事業者であるアット東京は、2000年の設立時より、業界最高水準の設備とサービスによって、24時間365日を通じたシステムの安定稼働を求める企業のミッションクリティカルなニーズに応えています。

アット東京では、データセンター内に構築したITシステムの稼働状況を監視し、万一の障害が発生した場合に迅速な対応を行いたいという顧客のニーズに幅広く対応するため、2016年2月より、新たなクラウド型監視プラットフォームサービス「@Ractiv(アットラクティブ)」の提供を開始しています。同社では、このサービスの提供に必要な、仮想化環境上での運用が可能な監視ツールとして、オープンソース監視ツールの「Zabbix」をベースにミラクル・リナックスが開発、提供、サポートを行っている統合システム監視ソリューション「MIRACLE ZBX Virtual Appliance」を採用しました。アット東京では、MIRACLE ZBXによる「@Ractiv」のサービスを通じて、使い勝手の良いIT監視環境を付加価値として提供し、顧客のビジネス成長を支援していく体制を整えています。

アット東京様
http://www.attokyo.co.jp/

ユーザーニーズ

  • OSSの「Zabbix」を活用したクラウド型監視サービスの提供
  • 低コストでありながら、独自のビジネスモデルに対応できる充実したサポート体制

ユーザーセレクト

  • MIRACLE ZBX Virtual Appliance
  • MIRACLE ZBX サポートインシデント

 

導入の背景

「Zabbix」をベースとしたリーズナブルなクラウド型監視サービスの提供


アット東京では従来、自社データセンター内に設置されたサーバやネットワークといった一連のITリソースの監視環境について、ユーザーごとの個別対応をしていましたが、統一した形で提供できるクラウド型の監視サービスを提供することで、ユーザーに付加価値を提供したいと考えていました。クラウドサービスとしてユーザーに提供するため、ライセンスコストが高額な商用製品ではなく、オープンソースソフトウェアを利用することが必須で、中でも業界内で評価が高く、既にシェアも獲得している「Zabbix」をベースとしてサービスを構築したいと考えました。

導入の経緯

技術的な安心感があり、サポート体制も充実した仮想アプライアンスを採用


同社がクラウド型監視プラットフォームサービス「@Ractiv」の基盤として選択したのは、Zabbixをベースにミラクル・リナックスが開発とサポートを行う「MIRACLE ZBX Virtual Appliance」でした。運用ライセンスについて、@Ractivのビジネスモデルに合った柔軟な対応を受けられた点、OS、ミドルウェア、データベースを含めたスタック全体を通じたワンストップサポートを受けられる技術面での安心感、今後のサービス拡充計画における全面的な支援への期待などが、採用の大きな理由になりました。

導入の効果

クラウド上での低価格な監視サービスを実現し、ユーザーから高い関心も


2016年2月にスタートした「@Ractiv」では、基本となる監視サービスについて、初期費用10万円、月額費用3万円からという低価格での提供を実現できました。オペレーターによる監視サポートのオプションを含めても、十分に競争力のあるリーズナブルな価格設定となっています。Zabbixベースということもあり、多くの企業のIT担当者から関心を寄せられています。また、今後の機能拡充も、ミラクル・リナックスのサポートを受けながら急ピッチで進めています。

USER's VOICE

Zabbixベースの監視環境をクラウドでリーズナブルに提供する「@Ractiv」

株式会社アット東京
プロフェッショナルサポート部 担当部長
杉山 智倫 氏

ビジネスとITとの結びつきが強固になっている現在、IT環境の異常や障害を検知して管理者に通知する監視システムは、多くの企業やIT事業者にとって必要不可欠なものです。

「お客様のITシステムの監視環境について、これまでアット東京では、お客様から要請があった場合に、個別のインテグレーション案件として構築を行ったり、お客様側で作られた監視システムをデータセンター内に設置して、監視を代行したりといった形で対応を行ってきました。一方で当社では従来から、電力を含めたデータセンターのファシリティをお客様が遠隔監視できる『@EYE』というサービスを提供してきましたが、これに加えて、データセンター内に設置したサーバやネットワークといったITスタックの監視を、統一した形で提供できるサービスを実現したいという思いで『@Ractiv』を企画しました」

アット東京でプロフェッショナルサポート部の担当部長を務める杉山智倫氏が、@Ractiv企画の経緯を語ります。

株式会社アット東京
技術・サービス本部 サービス部
運用サービスグループ 主任
渡辺 宏 氏

「@Ractiv」では、基本となる監視サービスに加え、「監視設定代行サービス」、アラートの発生時に顧客の指定した先に電話連絡を行う「電話連絡サービス」、24時間365日を通じてアラート発生時の障害一次対応を行う「リモートハンズサービス」などの豊富なオプションを提供しています。これらのオプションを加えた場合でもサービスとして高いコストパフォーマンスを実現するために、基本サービスそのものは、できる限り低コストで実現する必要がありました。このニーズを満たすため、オープンソースをベースとした監視ツールの採用は必須の要件でした。製品選定にあたっては、高い市場シェアと顧客における知名度の双方で「Zabbix」の選択が最適ということになったと言います。

「Zabbixについては、多くのお客様が拡張性や機能の面で高く評価しているという事実があり、多くの知識をお持ちです。@Ractivについてお話しをする際も、Zabbixがベースになっているという点で、お客様のニーズに合わせた具体的な使い方の話から入ることができ、非常に話が早いと感じています」(技術・サービス本部 サービス部運用サービスグループ主任の渡辺宏氏)

統合環境としての安心感と親身なサポートから「MIRACLE ZBX」を選択

Zabbixのサービスを提供している企業が複数ある中、@Ractivの提供基盤としてミラクル・リナックスの「MIRACLE ZBX」を選択した理由として、同社ではクラウド形式でのサービス提供に対応可能な「バーチャルアプライアンス」が用意されていた点と、その運用ライセンスについてビジネスモデルに対応した柔軟な対応を受けることができた点を挙げています。

また、OS、ミドルウェア、データベースを含めたスタック全体を通じてミラクル・リナックスからワンストップのサポートを受けられるという技術面での安心感や、アット東京のビジネスモデルに合わせた製品面での調整やアドバイスが期待できるという点でのサポート面での信頼性も、採用の大きな理由になったとしています。

「@Ractivの企画段階で、ミラクル・リナックスのエンジニアに相談をした際、サービス開始後に起こりうるサーバ負荷について真剣に検討してくださいましたし、監視間隔の設定についてアドバイスを頂戴できたといったことがありました。われわれのビジネスモデルに合った、ライセンス面と技術面、双方での充実したサポート体制をとっていただけているという点で大きな信頼を寄せています」(杉山氏)

アット東京では、@Ractivの企画から約3カ月の検討期間を経て「MIRACLE ZBX Virtual Appliance」の採用を決定。クラウドサービスとして提供するためのポータルページや、監視項目数に応じた課金システムなどを独自に開発し、2016年2月より提供を開始しており、サービス発表直後から、企業ユーザーからの注目を集めています。

株式会社アット東京
プロフェッショナルサポート部
サポートグループ 主任
曽根 ゆう 氏

「特に、これまで自社でZabbixによる監視環境を運用されてきたお客様にとっては、運用コストを大きく削減できることに加え、既存の設定などをそのまま移行できるという点で、クラウドベースの@Ractivに魅力を感じていただけているようです」(プロフェッショナルサポートグループ主任の曽根ゆう氏)

商用の監視ツールはライセンスの値上げ傾向も続いているといい、今後、自社で運用している監視システムのライセンス更新のタイミングで、@Ractivへの切り替えを検討している企業もあるそうです。

ユーザーにとって「より扱いやすい運用環境」を目指して

@Ractivのサービスはスタートしたばかりですが、より多くのお客様へメリットを提供できるよう、サービスの適用範囲や機能の拡大に向けた取組みが行われています。アット東京のデータセンター内にあるシステムの監視だけでなく、他のデータセンター内やクラウド上にあるシステム、オンプレミス環境への統合監視にも対応できるよう開発が進められています。この拡充にあたり、アット東京では、MIRACLE ZBX、Zabbixに加え、同じくオープンソースの監視ツールであるNagiosサーバの情報を集約できる運用統合ソフト「Hatohol」の活用も進め、障害への一次対応を行う「リモートハンズ」サービスにも活用していく計画です。

「IT運用コストの削減が叫ばれる中、オープンソースの監視ツールやクラウド型の監視サービスに対する関心は、これからさらに高まっていくと考えています。クラウドでの監視サービスの提供については、@Ractivを通じて当社でもノウハウを蓄積していきたいと考えていますが、その際、技術面での大きな後ろ盾として、ミラクル・リナックスには期待をしています」(杉山氏)

「サービスを拡充していくにあたって、お客様はもちろんのこと、当社側でサポートを実施するオペレーターにとっても、より扱いやすい監視システムの運用環境を作っていきたいと考えています。その実現に向けて、製品に関するフィードバックや技術的な意見交換などをさせていただき、さらによい製品・サービスを目指すお手伝いが出来ればと考えています」(渡辺氏)

 

「@Ractiv」サービス概要イメージ

(*画像をクリックすると拡大図を表示します)