現在位置: ホーム / 導入事例紹介 / 統合システム監視 MIRACLE ZBX 導入事例 / 株式会社ABC Cooking Studio様導入事例

株式会社ABC Cooking Studio様導入事例

食の大切さ伝えるきっかけを ABC Cooking Studio
ビジネスを支えるサーバー群をZABBIXで統合的に監視

PDF版

システム監視もオープンソースで

ABC Cooking Studioは健康に欠かせない食の大切さを伝えること、そのきっかけとなる場所を提供することをコンセプトにしています。お料理教室は和食の定番から ケーキ作りまで多岐にわたり、スタジオでは女性だけではなく子どもや男性も料理を楽しんでいます。2009年2月現在ではスタジオは全国106ヶ所、会員 は約20万人にも上ります。生徒は豊富なスタジオとコースの中から自由に選ぶことができ、パソコンや携帯から気軽に予約できるのも特徴です。

2008年に業務システムを刷新したのを機に、監視体制も刷新しオープンソースの統合監視ソフトウェア「ZABBIX」を導入しました。ZABBIX導入後は新旧システムが混在した状態で、30台のサーバーが稼働する新システムはZABBIXが監視しています。ZABBIXは商用の製品に比べると価格を低く抑えることができ、監視対象や障害検知を柔軟に設定できるのが特徴です。またマップやグラフの表示機能が多彩で、複数のグラフを重ね合わせることができるなど、システム管理者を強力にサポートしています。

ABC Cooking Studio様
http://www.abc-cooking.co.jp/srv/

ユーザーニーズ

  • 30数台のサーバーを統合的に監視
  • 監視対象のOSはLinuxやWindowsが混在
  • サーバー稼働状況を多角的に分析したい
  • 必要な機能を備えて安価なコストで

ユーザーセレクト

  • ZABBIX

 

導入の背景

業務システム刷新に伴い、監視体制を見直し
サーバー群のOSがWindowsからLinuxへ


ABC Cooking Studioが業務システムを刷新した後、サーバー群は主にWindowsからLinuxへと変わり、台数も変わりました。これにより監視ツールを再検討する必要がありました。商用からオープンソースまで幅広く検討した結果、コストを低く抑えつつも必要な機能を備えたZABBIXを採用することにしました。機能の自由度も含め、約30台ものサーバーを一元的に監視するにはZABBIXが最適でした。

導入の経緯

監視対象の項目やしきい値を柔軟に設定可能


ZABBIXはオープンソースですが、一般的な商用監視ツールが可能とする監視項目をほぼ網羅しています。SNMPにも対応しており、システムの隅々まで監視できます。ZABBIXの選定から約2ヶ月間はメールをベースにお客様とミラクル・リナックスで準備を進め、設定作業は項目を調整しながら約1週間で終えることができました。

導入効果

幅広い項目を柔軟かつ効率的に監視可能
システム全体を一元管理、グラフ機能も豊富


システムの安定稼働のためにはシステム全体に目を光らせ、危険な兆候を見落とさないように効率よく監視しなくてはなりません。新旧システムが混在している状況において、ZABBIXにて多岐にわたるサーバーやハードウェアの項目を監視できるようになりました。今では30数台のサーバーを統合的に監視し、 柔軟な表示機能により状況を多角的に分析できるようになりました。

USER's VOICE

システム刷新を機に統合監視ソフトウェアZABBIXを導入
「柔軟な監視項目の設定、グラフの重ね合わせがいいですね」

株式会社 ABC Cooking Studio
情報システムグループ
グループ長
中林 紀泰 氏

株式会社 ABC Cooking Studio
情報システムグループ
中村 繁利 氏

ABC Cooking StudioではWebサイトからお料理教室の紹介や予約できるようになっており、Webサイトの運営はビジネスにおいて重要な役割を担っています。この社外向けシステム以外にも、勤怠管理などの社内向けシステムも多数稼働しています。これらのシステムを安定稼働させることは日常業務を支える上で欠かせません。
2008年に同社は基幹システムを中心に刷新し、新システムへと移行しました。新システムのサーバー群はLinuxプラットフォームを中心に30数台が稼働しています。

新システムへの移行と同時に課題となったのが監視体制です。旧システムではWindowsプラットフォームが中心でしたので、同じツールは使えません。同社は監視ツールを再検討するにあたり、必要な機能を備えつつ低コストで抑えられる解決策を模索しました。商用製品ですと機能は豊富ですが高い出費は避けられません。逆に費用を抑えようとすると、機能が限定されたり、複数のツールを組み合わせたりすると使い勝手が悪くなってしまいます。

そこでオープンソースに目を向けました。中村氏は経緯をこう話します。「当初目を付けたオープンソース製品は技術的に敷居が高いと感じましたが、後にZABBIXを発見しました。ZABBIXは一般的なシステム監視の機能をほぼ備えており、これなら統合的に監視できます。日本ではミラクル・リナックスがZABBIXを取り扱っていると知り、ミラクル・リナックスに相談することにしました」

ZABBIX選定後は、ABCCookingStudioとミラクル・リナックスの間でメールを中心に導入の準備を進めました。どの監視ツールを選んだ場合でも同様ですが、システム監視に必要な項目や適切なしきい値は稼働している環境や状況に合わせ、調整しなくてはなりません。選定から導入開始までほぼ2ヶ月で準備し、導入の作業は項目やしきい値を調整しながらほぼ1週間程度で済ませることができました。

調整の経緯ではこんなこともありました。監視対象としたい項目(ハードウェア固有の値)がZABBIXの監視可能な項目リストにありませんでした。しかしミラクル・リナックスが調べたところ、SNMP(ネットワーク機器を監視するためのプロトコル)を使えば取得可能と分かり、監視対象として設定することができました。
ZABBIXの良さを中林氏はこう話しています。
「とても使い勝手がいいです。監視対象が約30台だとちょうどいいものが意外とないのです。ZABBIXだと全体を一覧でき、系統ごとにグループ化できるのもいいところです。グラフを重ね合わせて表示できる機能も役に立っています」

続けて中村氏は「稼働中のシステムに生じたボトルネックを探し出すのは容易ではありません。ZABBIXだと蓄積したデータから問題を絞り込んだり、グラフを重ね合わせから多角的に分析することができます」とZABBIXの自由度を高く評価しています。

今後ABCCookingStudioでは残った旧システムを段階的に新システムへと移行する予定です。システムは時間帯によるアクセス数の増減や構成の変更など、刻々と変化していますが、ZABBIXを用いれば流動的な状況でも柔軟かつ機敏にシステムを監視できます。