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ヤナセの全160拠点のユーザ認証システムにSambaを採用
株式会社ヤナセ

クライアント環境を変えずにWindowsNT4.0からLDAP+Sambaへ移行 6000名のWindowsドメイン認証と4000名のメール認証を一元管理
日本屈指の輸入車メガディーラーとして160の拠点を持つ株式会社ヤナセでは、情報システムにおけるWindowsログオン認証、POPサーバへのログイン認証を、これまでのWindows NT4.0サーバとUNIXの混在から、LDAP+Sambaによる一元化システムへと変更しました。システム全体の設計においては業務を熟知するCRCソリューションズが、そして、LDAP+Sambaの認証システム構築はWindowsからの移行実績を豊富に持つミラクル・リナックスが担当。両社の綿密な連携により、迅速かつ確実な移行を成功させました。


ユーザーニーズ
「ヤナセのユーザ認証」システムに対するニーズ

・構築から運用まで含めたトータルでのコスト削減
・ユーザ数6000名のシステムにおける信頼性と拡張性
・Windows NT環境からのスムーズで確実な移行

ユーザーセレクト
システム概要

OS:MIRACLE LINUX V3.0-Asianux Inside
認証機構:LDAP
ファイル共有:Samba 3.0,OpenLDAP 2.1
3名の写真
左より:情報システム部部長 田中健氏
     情報システム部システム二課 樋口雅信氏
     情報システム部システム二課 池田裕志氏


導入の背景

情報インフラ整備の一環としてサーバ管理をCRCデータセンターへ移管
WindowsNT4.0サポート終了を機にLinuxを導入
ヤナセでは、企業としての基礎体力向上を目指し、2004年より様々な情報プラットフォームの整備を行っています。その一環として、CRCデータセンターへシステムの移行を2005年1月に完了させ、ドメイン認証対象を既存の3000名から6000名へと倍増させることを計画しました。そんな折、既存システムのWindows NT4.0サーバがサポート終了となり、アップグレードによるライセンスコストの負担の回避とウイルスに対する耐性などから、Linuxによるシステム構築を検討することとなりました。そして、運用後の管理負荷の削減までを鑑み、Windowsログオン認証、POPサーバへのログイン認証をLDAP+Sambaによって一元化することを決定しました。


導入の経緯

日本語対応とSambaの豊富な実績を評価し、ミラクル・リナックスを採用
OSとしてMIRACLE LINUXを推奨したのは、プロジェクトのパートナーであるSIerのCRCソリューションズでした。その選定の理由として、Sambaとの親和性や日本語対応などといったOSとしての優位性に加え、既存システムのWindows NT4.0サーバからデータを移行する必要があったことや、ドメイン認証対象者6000名、メールアカウント認証対象者4000名という大規模システムであったため、ミラクル・リナックスの、Windowsからの移行に関する豊富な実績や蓄積ノウハウを高く評価したことを挙げています。また、ディストリビュータとして検証を真摯に行い、各メディアで発信を行っていることなど、地道な姿勢も評価されました。


導入効果

従業員データベースとの自動連携により、メンテナンスフリーを実現
初期コストも運用コストも大きく削減
構築においては、CRCソリューションズが全体を設計し、それに基づいて認証システムの構築をミラクル・リナックスが担当しました。その結果、予定通りであったことはもちろん、移行後にクライアントPCの環境を変更する必要もなく、「既存ユーザもほとんど気がつかないほど」スムーズに移行が完了しました。また、ライセンス費の削減により、初期費用を大幅に抑えつつシステムの利用者を増やすことができ、運用についても一元管理による管理負荷の削減に加えて、従業員データベースとLDAPとの自動連携システムでメンテナンスフリーを実現しました。結果として、構築から運用までにおいて「トータルコスト約3000万円弱削減」という大きな効果を得ることができました。


USER's VOICE

こんなにWindowsからの移行が容易だとは思いませんでした。
導入後の質の高いサポートにも満足しています。

「実体験に基づいたアドバイスは本当に役に立ちました。
設計時からコンサルティングサービスを大いに利用しました」


設計を担当したCRCソリューションズへのミラクル・リナックスの貢献性について、李氏は次のように評価しています。

「Linuxによるドメインサーバの構築において、新設であれば情報は十分に提供されています。しかし、移行となると何より経験に基づくノウハウが重要。そこで、ミラクル・リナックスの『コンサルティングサービス』を利用しましたが、活きたノウハウを全工程において提供いただき本当に助かりました。」

具体的なエピソードは尽きないと言います。「170台のNASとSamba間の通信に不具合が生じたときには、調査後にソースコードに手を加えて再コンパイルしてもらいました。こういったことはまずWindowsでは不可能ですし、Linuxの価値を高めるミラクル・リナックスの技術力にも感服しましたね」(中村氏)

そうした連携の結果、Windowsログオン認証(6000アカウント)、POPサーバへのログイン認証(4000アカウント)をLDAP+Sambaに移行し、一元化することができました。また、複数のメールサーバを統合し、LDAPによるリレー配信、エイリアスの解決を実行。ユーザの追加・削除等は、従業員データベースをLDAPと自動連携させて、ほぼメンテナンスフリーを実現しています。

写真
株式会社CRCソリューションズ
データセンター事業部
ソリューション技術部
李潤民氏
写真
株式会社CRCソリューションズ
データセンター事業部
ソリューション技術部
中村栄介氏


システム構成図


「トータルコストの削減効果を鑑みれば、移行コストは微々たるもの。 エンドユーザに負担なく移行できた意義は大きかったですね」

システムの価値はもちろん、移行のきっかけとなったコスト削減についての総括はどのようになされているのでしょうか。樋口氏は「予想以上」と評価しています。
「ライセンス費といった当初から想定していたコスト削減だけでなく、Windowsとメールアカウント統合による管理作業の軽減や、従業員データベースからLDAPへ自動連携によるメンテナンスフリーなシステムにより運用コストの削減もできました。一方で懸念していたサポートも、CRCソリューションズのマネージドサービスの利用により、自社で資産を持たず、運用の負担もなく、ランニングコストを抑える事ができ、さらにバックヤードにはカーネルレベルまでの高い技術力をもつミラクル・リナックスも控えていると思えば安心です。」(樋口氏)

今後は、役職などによるアクセス認証や、業務アプリケーションなどとの連携も視野に入れて情報システムを拡充させていく予定です。

写真
株式会社ヤナセ
情報システム部  システム二課
樋口雅信氏


SERVICE ON MIRACLE

企業の基礎体力となる情報インフラ

近年、輸入車業界では自動車メーカーの大型合併や資本提携が進み、販売のチャネルも多様化しています。 そうした熾烈な競争に勝ち残っていくために、ヤナセではより積極的な情報戦略を推進しています。一つのベクトルとしては、メインフレームのオープンシステム化などに代表される低コスト化や効率化、そしてもう一つは、より積極的かつ効果的な情報活用を推進するための仕組みづくりです。

ヤナセは現在、北海道から沖縄まで全国に広がる販売網を構築、地域に密着した販売体制と高い技術力、迅速なパーツ供給システムを基盤としたサービス体制でお客様をサポートしています。また同時にお客様に的確な情報をタイムリーに提供することも顧客満足を実現する一つの重要な戦略として推進しています。その基盤として、社員の一人ひとりが有用な情報を把握し活用できるような情報インフラの整備が重要となり、今回のMIRACLE LINUXによるドメイン&メールアカウントの一元管理システムの実現も、施策の一環として位置付けることができるでしょう。将来的には、イントラネットや様々な業務アプリケーションとの連携を含め、全社的な情報システムの統合を目指しています。

株式会社ヤナセ
東京都港区芝浦一丁目6-38




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